東レ合繊クラスター

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プレスリリース

2024年07月11日

東レ合繊クラスター会員企業で石川県能美市の海岸清掃活動を実施

 東レ合繊クラスター(会長会社:福井経編興業(株)(本社:福井県福井市))は、2024年7月7日(日)に、石川県能美市根上海岸で海岸清掃活動を実施しました。本活動は、石川県能美市が毎年7月の第1日曜日を「よりよい環境づくりの日」として根上海岸の海岸清掃を実施しており、東レ合繊クラスター会員企業の小松マテーレ(株) (本社:石川県能美市)が参画しています。東レ合繊クラスターも人材育成部会の活動として、同社の協力のもと、当日は会員企業13社59名が参加しました。

 社会のサステナビリティへの関心が高まる中、繊維産業に求められる役割も大きくなりつつあります。東レ合繊クラスターは、会員企業各社が、環境問題に対してより関心を持ち、積極的に貢献しようとする機運を醸成することは、繊維産地の個々の企業の将来にとっても非常に有用な取り組みであると考えています。
 人材育成部会では、社会貢献活動に参加することは、ニーズを敏感に察知し、より社会のニーズに応じた商品開発につなげるマーケティングマインドを持った人材の育成にも大きな意味を持つものと考えて、海岸清掃活動の実施を決め、会員各社に呼びかけることになりました。また、清掃活動で集められたごみの一部は、地元企業と東レ合繊クラスターが協業し、生活資材などにアップサイクルされる予定です。

清掃前の様子
 東レ合繊クラスターは、北陸を中心とする繊維産地の活性化と日本の繊維産業のプレゼンスの向上を目指し、高機能な合繊素材と産地企業が持つ繊維加工技術を駆使して、ジャパンテキスタイルの開発に取り組んでいます。
 今後とも、会員企業に対して、サステナビリティに関する社会貢献活動への参画を継続的に呼び掛ける取り組みを行っていき、趣旨に賛同した個々の会員企業が参加することで、繊維産地全体での環境問題への意識を高め、社会の要請に応じたモノづくりと次世代の繊維産地を支える人材の育成に挑戦していきます。

<参加企業>
福井経編興業(株)、(株)SHINDO、東洋染工(株)、高木織物(株)、東陽織物(株)、テックワン(株)、
坪金織物(株)、ケイテー(株)、一村産業梶A丸井織物(株)、小松マテーレ(株) 、
サカイオーベックス(株) 東レ(株)  ※順不同

<東レ合繊クラスターからの参加者のコメント>

  • ・「想像以上にごみが多く驚いた。実際に清掃活動を行うことで、マイクロプラスティック問題が現実のものと体感することができた。」
  • ・「海開き前に地元の海がきれいな状態を保てるよう、清掃活動に継続して参加していきたい。また普段から何らかの形で漂流ゴミの削減に貢献したい。」

<当日の様子>

一心不乱にごみを収集

大量に集められた漂流ゴミ

清掃後の集合写真

以上

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