東レ合繊クラスター

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会長メッセージ

東レ合繊クラスターは、国内繊維産業の復権と活性化を目指して、2004年に創設し2024年に20周年を迎えました。産地の川中企業が下請や委託といった既存の枠組みを超えて自主・自立の道を歩むため、それぞれが持つ経営力、技術力を結集して、世界に類例のない原糸/高次加工一貫の連携体制の構築に取り組んでいます。

これまで東レ合繊クラスターが取り組んでまいりました「グローバルな活動の強化」、「連携の多様化(垂直+水平)」、「用途展開の進化、深化」を継続しながら、東レ合繊クラスターが成熟させてきた技術の多様な連携によって生み出される価値を、お客様と新たな用途にしっかりと結び付けるべく、一層の活動の強化を推し進めてまいります。また、市場と顧客ニーズを丁寧に分析、理解しながら「お客様のニーズに合った開発シーズの具現化」で新たな価値を創出し、「出口戦略とマーケティング連携」を強化することで、お客様の嗜好に寄り添った商品開発ができる体制を整えてまいります。

日本の繊維産業全体は依然として厳しい状況が続きますが、繊維産業はグローバルに見ると成長産業です。今こそ産地の力を結集して、東レ合繊クラスターならではの革新的な新商品開発、新用途開拓を加速し、成長するグローバル市場に向けて東レ合繊クラスターの活動と繊維産業の魅力を強力に発信していくことが大切です。

東レ合繊クラスターは引き続き、自主・自立の旗の下でさらなる活動の高度化を図り、国内繊維産業の発展に貢献してまいります。今後とも変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。

東レ合繊クラスター 会長
木 義秀

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