東レ合繊クラスター

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プレスリリース

2024年01月30日

「第28回 震災対策技術展 横浜」への出展について

 東レ合繊クラスターのエンドプロダクツ分科会(委員長会社:丸井織物(株)(本社:石川県鹿島郡中能登町))は、2024年2月8日(木)、9日(金)にパシフィコ横浜で開催される自然災害対策の技術展「震災対策技術展 横浜」に出展します。本展示会への東レ合繊クラスターの出展は今回が9回目です。
 ブースでは、「普段から安心・安全を着る」をテーマに、日常からの災害への備えや災害発生時の対応に必要とされる機能を付与したリバーシブルベスト・コート、ポケッタブルベストなどを展示します。

 東レ合繊クラスター エンドプロダクツ分科会は、数年来、高度な合繊テキスタイルの繊維加工技術と縫製技術を駆使して、「安心・安全」な防災用品の開発に取り組んでまいりました。
 東レ合繊クラスターの会員企業は北陸に拠点がある企業が多く、本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により建屋や設備などに被害を受けた企業もたくさんいます。そうした中、改めて日常からの災害の備えの重要性を認識し、被災した当事者だからこそ伝えられるものがあると信じ、今後の復旧・復興や防災・減災に役立つ商品の提案や開発につなげるため、今年も震災展への継続参加を決めました。
 エンドプロダクツ分科会では、自らの体験や被災者の声をもとにしたニーズと、会員各社の持つ技術をマッチングさせることで、地震や水害などの自然災害に備えた防災用品の開発に、より一層注力してまいります。そして、東レ合繊クラスターの会員会社の連携と多様化を進め、先端材料と高次加工技術の更なる融合させることで、繊維産業の新たな事業モデルを構築し、様々なニーズに対応する素材を使用した製品をご提案してまいります。
 今回の出展概要は下記の通りです。


 
  1. 展示会名 「第28回 震災対策技術展 横浜」
  2. 日時 2024年2月8日(木)、9日(金) 10:00~17:00
  3. 会場 パシフィコ横浜 展示ホールD
  4. 出展概要 製品約20点を展示 (ブース番号: 402)
  5. 主な出展素材 (1)  リバーシブルコート/リバーシブルベスト
  • ・「普段から安心・安全を着る」をコンセプトにした表裏リバーシブルなコート、ベスト。
  • ・表側は仕事着にも普段着にもシーンを選ばず着用できるカジュアル感覚のデザイン。裏返すことで、すぐに非常時用のユニフォームとして使用が可能。
  • ・高度な染色技術により、表側は通常の濃色、裏側は蛍光色に染色した二重織の1枚ものテキスタイルを使用しているため、ボンディング等の2枚の生地を貼り合わせたモノより軽量で、接着剤等も未使用。
  • ・裏側は、JIS T8127で定められた色度座標の範囲と輝度率(明るさ)に適合した視認性の高いフラッシュ・オレンジ(コート)、イエロー(ベスト)の蛍光色のため、早朝や夕方の薄暮時間帯や遠方から見つけやすく/見つかりやすくなる識別性を付与。再帰反射テープ付きで夜でも車のライトで識別できるので安心・安全。
  • ・気温低下時や雨天時の防寒対策に有効。また、撥水性を付与しているため、濡れによる体温低下を低減。(撥水性能5級:試験法 JIS L1092)

(2) ポケッタブルベスト
  • ・災害時に役割を識別するアイコンをプリント。
  • ・視認性の高いフラッシュ・オレンジとフラッシュ・イエローのベスト。フロント、バックともに再帰反射テープを付けているので、夜でも車のライトで識別できるので安心・安全。
  • ・従来品と比べ、50g以下と軽量でかつ、ポケットやヘルメットの内側に収納可能なコンパクト性。
  • ・フロント面は、身頃開閉に便利なワンタッチ面テープを使用。
  • ・撥水性能4級の撥水加工の付与。(試験法:JIS L 1092)

*その他、キッズむけ高視認性ポンチョ(「あめだまポンチョ」)、防寒対策用ニット製品も出展予定。

  6. 主な出展品写真
   

リバーシブルコート

リバーシブルベスト
   

ポケッタブルベスト

防寒対策用ニット製品

以上

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