東レ合繊クラスター

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プレスリリース

2016年1月28日

「第20回 震災対策技術展」への出展について

 東レ合繊クラスターのエンドプロダクツ分科会(委員長会社:丸井織物(株)(本社:石川県鹿島郡中能登町))は、2016年2月4日(木)、5日(金)にパシフィコ横浜で開催される、災害への「備え」と「対応」のテクノロジーに関する展示会「第20回 震災対策技術展」に出展します。本展示会への東レ合繊クラスターの出展は昨年に続き今回が3回目です。
 今回の展示会では、東レ合繊クラスターのエンドプロダクツ分科会メンバーの持つ加工技術を活かした素材と、高度な縫製技術を活かしたデザインにより、減災対策に貢献する製品約40点を提案します。
 ブースの小間番号は510、出展規模は、9uです。

 今回の「震災対策技術展」では、当クラスターが開発したアイコンウエアとオーバーソックスを提案します。
 アイコンウエアは、災害時、非常時にスタッフや関係者の役割を遠くからでも識別できるよう、役割を表す象徴的な絵柄をプリントしたウエアです。今回出展するアイコンウエアには当クラスターが開発した、ISO 20471に準拠した高視認性素材や、制電性および通気性に優れた薄くて軽い織物や編物素材を用いています。
  オーバーソックスは、摩擦や切創に強いケブラー®を使用したソックスで、靴の上から着用するものです。災害復旧作業時、足場などに散在する瓦礫から足回りの安全性を向上させることを目的に開発しました。

 1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災から、地震などの自然災害発生時には、行政機関による公助だけではなく、「自らの安全は、自らが守る」という自助の重要性への認識が高まっています。各自が自己の判断や行動により速やかに対処し、減災につなげることがますます重要になってきています。
 東レ合繊クラスターは、地震等の自然災害対策への備えに対し、合繊素材の得意とする機能性をベースに、エンドプロダクツ分科会の高い繊維加工技術を活かして企画・開発した新しい軽量・コンパクトな防災用品の開発に注力して参ります。
 今後とも、当クラスターの技術とマーケティングを深化させ、クラスター会員各社の連携の多様化を進めることで、産地企業の高い技術力から開発された新素材・新商品の用途拡大に取り組んで参ります。

 今回の展示概要は以下の通りです。

1. 展示会名 「第20回 震災対策技術展」
2. 日時 2016年2月4日(木)〜5日(金) 10:00〜17:00
3. 会場 パシフィコ横浜 展示ホールB(小間番号:510)
4. 出展規模 小間数:1小間(約9u)、 出品アイテム数:40点
5. 出展商品 ・アイコンウエア
  高視認性、高視認性・制電性、高視認性ウォータースポーツ用、
  一体成型の各ウエア、ポケット付タスキ型ウエア
・オーバーソックス
  災害現場での足回りの安全性を向上させるソックス
6. 主な出展商品写真  

<アイコンウエア>

<オーバーソックス>

*ケブラー®は米国デュポン社の登録商標です。

以上

<お問い合わせ先>

■展示会について 東レ合繊クラスター エンドプロダクツ分科会
(丸井織物(株) マーケティング企画室) TEL:0767-76-1073
■展示商品について 東レ合繊クラスター エンドプロダクツ分科会
(ギャレックス(株) 企画開発グループ 商品開発チーム) TEL:0778-23-1109
■リリースについて 東レ合繊クラスター 広報担当
(東レ(株)広報室(大阪)内) TEL:06-7688-3085

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