プレスリリース
2015年1月29日
「第19回 震災対策技術展」への出展について
東レ合繊クラスターの次世代縫製技術分科会(委員長会社:大垣扶桑紡績(株)(本社:岐阜県大垣市))は、2015年2月5日(木)、6日(金)にパシフィコ横浜で開催される、災害への「備え」と「対応」のテクノロジーに関する展示会「第19回 震災対策技術展」に出展します。本展示会への東レ合繊クラスターとしての出展は2013年に続き今回が2回目です。
今回の展示会では、東レ合繊クラスターの次世代縫製技術分科会メンバーの持つ高度な縫製技術を活かして開発した、軽量で視認性の高いレインウェアといった減災対策に貢献する製品5点を提案します。
ブースの小間番号は615、出展規模は、9uです。
1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災から、地震などの自然災害発生時には、行政機関による公助だけではなく、「自らの安全は、自らが守る」という自助の重要性への認識が高まっています。各自が自己の判断や行動により速やかに対処し、減災につなげることがますます重要になってきています。
今回の「震災対策技術展」では、当クラスターが開発した災害発生時での行動や活動に役立つ、「帰宅困難者向け防災グッズセット」と「防災支援グッズ」を提案します。
「帰宅困難者向け防災グッズセット」は、当クラスターが開発した自宅に徒歩で帰宅する際に役立つアイテムをパッケージしたものです。軽量で視認性の高い色・柄の生地を使用したレインウェア、アラミド繊維を使用することで高強度でありながら軽量な手袋、無縫製であることでコンパクトに畳めるスパッツなど、コンパクトに収納や備蓄できる新開発品をセットにしています。特にレインウェアは、これまで男性用と女性用は同じデザインが主流でしたが、性別によりデザインを分けることで、着用者の性別が一目で分かるという機能性とファッション性の両立を図りました。
また、「防災支援グッズ」は、屋外での作業や活動時に、視認性を高めたり、役割を明確にするために着用する蛍光カラーのビブスや、従来のポリエステル素材に比べ遮熱性の高い素材を使用した帽子などです。
東レ合繊クラスターは、2004年の設立以来、国内繊維産業の国際競争力の強化を目指して、川中の産地企業の技術力・開発力を集結し、新商品開発、用途開拓、海外市場開拓を推進してきました。当クラスターの技術開発とマーケティングの連携の深化と、クラスター会員各社の連携の多様化を進めることで、産地企業の高い技術力から開発された新素材・新商品の用途拡大に取り組んで参ります。
東レ合繊クラスターは、地震等の自然災害対策への備えに対し、今後も合繊素材の得意とする機能性をベースに次世代縫製技術分科会で開発した無縫製ニットや溶着縫製といった新しい技術を活かした軽量でコンパクトな防災用品の開発に注力して参ります。
今回の出展概要は次ページの通りです。
記
1. | 展示会名 | 「第19回 震災対策技術展」 |
2. | 日時 | 2015年2月5日(木)〜6日(金) (2日間) 10:00〜17:00 |
3. | 会場 | パシフィコ横浜 展示ホールB(小間番号:615) |
4. | 出展規模 | 小間数:1小間(約9u)、 出品アイテム数:5点 |
5. | 出展内容 | ・「帰宅困難者向け防災グッズセット」 軽量レインウェア、アラミド繊維製手袋、コンパクトスパッツ ・「防災支援グッズ」 蛍光カラーのビブス、遮熱素材を使用した帽子 |
6. | 主な出展商品写真 |
<帰宅困難者向け防災グッズセット> 軽量レインウェア、アラミド繊維製手袋、コンパクトスパッツ |
<軽量レインウェア(男性用)> |
<遮熱素材を使用した帽子> |
以上
<お問い合わせ先>
■展示会について | 東レ合繊クラスター 次世代縫製技術分科会 | |
(大垣扶桑紡績(株)営業部内) | TEL: 0584-82-5280 | |
■リリースについて | 東レ合繊クラスター 広報担当 | |
(東レ(株)広報室(大阪)内) | TEL:06-7688-3085 |