東レ合繊クラスター

HOMEお問い合わせ

プレスリリース

2014年8月28日

ミラノウニカ(Milano Unica)展出展について

 東レ合繊クラスターのマーケティング推進部会(部会長会社:小松精練(株)(本社:石川県能美市))は、2014年9月9日(火)〜11日(木)にイタリア・ミラノ市にて開催される世界有数のテキスタイル展示会「ミラノウニカ (Milano Unica) 2015 Autumn/Winter」に出展いたします。 今回、東レ合繊クラスターは26m2のオリジナルのブースを設置し、これまで上市した高感性素材を中心に最終製品やハンガーサンプル等をあわせて約170点の素材を展示します。

 ミラノウニカ展(Milano Unica:以下MU展)は、パリで開催されるプルミエールヴィジョン展と並び、世界中のテキスタイル素材バイヤーが集まる欧州の2大素材展示会のひとつとして著名な展示会です。しかしながら、MU展はこれまで欧州以外の企業の出展を受け入れてきませんでした。
  今回、欧州以外の出展社の初の受け入れ相手として日本の企業が出展することが認められ、一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構(以下JFW)、独立行政法人 日本貿易振興機構(以下JETRO)の共同運営による「The Japan Observatory(日本を俯瞰する)」の開催が決定しました。

 当クラスターは国際的な競争が激化する中、日本の産地企業が持つ高い技術力を生かした国際競争力の高い革新的な素材を開発し、アジア新興国や欧州などへのテキスタイルの販売を拡大するべく、グローバルに活動を強化していく方針です。当クラスターが、海外の展示会において独自のブースで出展することは初めての試みです。天然素材を中心としたものづくりのこだわりを持つ欧州のテキスタイル市場に向けて、当クラスターの合繊を中心とした高感性な付加価値素材をアパレル企業やデザイナーに提案いたします。

 東レ合繊クラスターは、川中の産地企業が従来のメーカー系列や委託・自販の枠組みを越えて有機的に連携し、高度な技術力・開発力を結集して、革新的な素材を開発・販売する体制を構築することで、国際競争力の強化を目指して2004年に設立されました。当クラスターは、今回の出展を通じてクラスターの目標とする新たな海外への商流の開拓を目指します。

展示会の詳細、及び出展素材の概要は次の通りです。

(出展概要)

『ミラノウニカ(Milano Unica)』とは、年2回イタリア・ミラノで開催されるイタリアメーカーを中心としたテキスタイル素材の世界最大規模の見本市です。以前は高級婦人服地や紳士服地シャツ地などの用途に応じてイタリア各所5箇所にて開催されていたものを、2005年に1つの大きな展示会として開催し、現在に至っています。

1. 展示会名 「The Japan Observatory」 at Milano Unica 2015 A/W
2. 会期 2014年9月9日(火)〜11日(木) 9:00〜18:30
3. 会場 Portello Fieramilanocity
4. 主催(MU) Milano Unica Secretariat
5. 主催(Japan Observatory):
      一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW)
独立行政法人 日本貿易振興機構 (ジェトロ)
  協力
後援
  日本繊維産業連盟
経済産業省
6. 出展場所 Milano Unica 会場内の特設エリア(Hall 2)
7. 東レ合繊クラスターブース : ブースNo. A05 大きさ 26m2
8. 出展素材 ハンガー約160点、製品サンプル 約10点
9. 主な出展素材:
    クラスター会員企業が持つ高度な技術により開発された、ポリエステルやナイロンなどの合繊をベースとした
日本製の高感性テキスタイルを出展します。
ファッション分野(メンズ及びレディス)、スポーツ分野向け素材が中心です。

参加各社による重点訴求素材は次のとおりです。
    (1) 小松精練(株)
ポリエステルの高密度織物を表地にし、スポーツテイストの裏地に透湿防水フィルムを
貼り合わせた3層素材。
    (2) 丸井織物(株)
多重織物によりボンディングレスでリバーシブルにみせるダブルフェイス素材。
    (3) 福井経編興業(株)
「堅い・折れにくい・破れにくい・丈夫・粘り強い」、「形式にとらわれない・気取らなく着こなす」
をコンセプトに開発したストレッチ性素材。

以上

このページの先頭へ

COPYRIGHT 2009 TORAY SYNTHETIC TEXTILE CLUSTER ALL RIGHTS RESERVED.